筋肉痛

患者さんから頂いた優待券を使って「ホリデイスポーツクラブ草加店」に行ってきました。

 

久しぶりのスポーツクラブという事で、少々張り切りすぎてしまい翌朝になって筋肉がバキバキに張ってしまい腕が上手く上げられない状態に・・・ストレッチが足りなかったか~?

筋肉痛は、激しい運動により傷ついた筋線維を修復する際に起こる炎症が原因とされています。筋肉の修復には48~72時間程度かかりますので、その間、安静を保つことで炎症も収まり痛みも無くなります。

さて、ここで東洋医学の視点から筋肉痛をみていきましょう。

東洋医学では、筋肉痛は血虚症状で起こるとされています。血虚症状とは、血液の不足あるいは血液の滋養作用が減退している状態を表します。

ですから東洋医学では血虚症状を改善することで筋肉痛を治療するというやり方をします。

 臓象学説の中に 「肝:その華は爪にあり、筋を充たし、目に開竅する」とあります。この言葉にある肝とは肝臓のこと、筋は筋肉のことです。

肝:筋を充たすとは、筋肉が肝臓から血液の滋養を受けていることを指しています。

「肝は蔵血を主る」とされ、肝は身体の血液を貯蔵し血量を調節する生理機能をもちます。筋肉痛は血虚症状で起こりますので、血を主る肝を鍼や灸を用いて調整してあげることで筋肉が血液から滋養を受けて、筋肉痛も早期に回復する事になります。 

肝の調整の仕方については、また次の機会に!

以上が東洋医学からみた筋肉痛でした。

運動後のストレッチは時間をかけてしっかりやりましょう(完)

2019年01月28日