寒邪

月曜日に降った雪もだいぶ無くなってきましたが、北側の日影などは、路面が凍結している所もあり通行には、まだまだ注意が必要なようです。 我が家の北側にいるウサギちゃんもしっかりと健在‼(娘の作品)


東洋医学では、6種類(風・寒・暑・湿・燥・火)の異なった気候の変化を六気と言います。しかし人体に影響をあたえるような異常気象は六淫(ろくいん)または、六邪(ろくじゃ)と呼び名が変わります。


今回、48年ぶりに東京を襲った寒波は、まさしく六淫・六邪の中の寒邪と言ってよいでしょう。寒邪が人体に及ぼす影響には次のものがあります。体の陽気を奪い体内の陰陽バランスの失調。(悪寒などの症状が出ます。)また、気・血の流れを滞らせ皮膚や筋肉を固くしますので、腰や膝を痛めないように注意しましょう。


寒邪は首の後ろの所にある風門穴(ふうもんけつ)という所から体内に侵入してきます。例えば、厚着をして電車などに乗ると首元に汗をかいたりしますよね。ちょうどその辺りが風門穴です。そのままにして置くと首元が冷えて寒邪が体内に侵入しやすくなりますので、汗をこまめに抜き取るのも予防のひとつですよ!

2018年01月27日